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出産武勇伝☆ [2度目の妊娠生活つれづれ]

3か月も経って今更ですが、出産武勇伝です(笑)
ほぼ忘備録って感じかな?

2月29日。
朝7時頃、微量の出血あり。おしるしかな?と思い
一応病院に電話して、入院の準備もして、健診へ。
子宮口はまだ2センチ。
今日を含む2、3日で産まれるだろう、と言われて帰宅。

出産予定日が3月1日と聞いたときから
2月29日に生まれたら面白いかな、と思っていた私。
今日生まれたらいいなと思い、
帰宅後、「陣痛来い!」とばかりにせっせと床の拭き掃除。

昼食後、ゆきぽん、母と近所のスーパーへお散歩。
片道30分くらい、てくてく歩きました。
そして母が買い物中、絵本コーナーでゆきぽんと待っていたら、
下腹部にじわじわと痛みが。
ん?これって陣痛っぽい…?
15時過ぎ頃から10分間隔になり、母と合流してタクシーで帰宅。
病院に電話して、また入院準備をしてタクシーで病院へ。
この時点で16時半。
子宮口3センチ、入院決定。
先生に「朝来たよね?」と言われて
「あのあと拭き掃除と散歩してがんばりました」と言うと
笑われました。

ひとまず病室で着替えて、装置を付けて待機。
ゆきぽんと母も一緒。
ベッドで横になり、陣痛を逃す私の
腰をさすってくれました。
この頃はまだまだ余裕。

17時半、夕食が運ばれてきました。
この時もう5分間隔くらい。
でも体力つけないと、と思い、
陣痛の合間をみて
ごはんとお味噌汁、とんかつ一切れ、トマトを食べました。
我ながらたくましいな。

18時頃のチェックでは子宮口は5~7センチに。
いい感じ、と言われましたが
すでに陣痛は3分間隔くらい。
そろそろ分娩室に入れてくれ、という感じですが、
なぜかまだ入れてもらえず。

19時前、もう1分間隔。
そろそろ限界に近くなり、余裕がなくなる。
ゆきぽんと母が腰をさすってくれるのが
ありがたくもあり、わずらわしくもあり、よくわからない。
もう無理!と思い、「産みたい…」とつぶやく(笑)
たまらずナースコールするも、反応なし。
壊れてる?と一瞬半狂乱になった私を見かねて
母がナースステーションへ走る。
助産師さんがようやく来てくれて、
「ほかに2人陣痛が来ててそっちに行ってたのよ」と言ってたけど、
正直知るか!って感じ(笑)
ちなみにその2人とも出産は日付を超えてました…。
もっとこっちを構ってよ…。

そして助産師さんが私の状態を見て、
「分娩室に行きましょう。歩いて」と…!
歩いてって!
35年生きてきて、一番本気で「無理です!」と言いました。
母もかなりびっくりした顔をしてました。
今思えば、車椅子を持ってきて、座って、とする時間が惜しいくらい
切迫してたんですけど…何の修行かと思いましたよ。

そして案の定、立ち上がった途端、ばしゃっと破水。
もう必死で移動して、分娩台に乗せてもらって、一安心。
そして2人の助産師さんがバタバタと準備。
点滴をされるとき「手をぐっと握って」と言われても
「無理無理!」っていうくらいの状態でした。
ちなみに分娩台の正面にモニターがあって、
リラックスするためのイルカの映像が流れるはずなのですが、
あまりにバタバタしすぎて途中まで付け忘れられてました(笑)

それでも映像が流れると、イルカの動きを見ながら
出産漫画で読んだ「川が流れるイメージ」というのを思い出して
自然に自然に、を心がけ。
いよいよもう産まれる!という状態に。
一人の助産師さんが裂けないように
必死で引っ張って(笑)くれていたのですが
ぽーちゃん、頭が大きくてなかなか出ず。
この病院では院長先生が「会陰切開します」と言っていたのですが
なんとまだ現れず。
ちなみにセンセイ、登場したのは産後でした。間に合ってないし!
結局、ちょっと裂けましたとさ☆

そんなこんなのバタバタで、ぽーちゃんは無事に誕生したのでした。
私は疲労困憊で、でも泣き声を聞いて、抱っこさせてもらって、
「あーよかった、元気だ。おつかれさま」と思いました。

分娩室に入ったのが19時5分。
出産が19時15分。
医療スタッフ絶賛のスピード安産、と言われましたが…
そりゃそうだ、手がかかってないもんね。
でも痛かったし、しんどかったってば!(笑)

そして、3680グラム、53センチというまあまあ大柄で
計測後どよめきが起こったぽーちゃんですが、
もう一つ大きかったものが。
それは私の胎盤。
普通500グラムくらいだそうですが、
なんと900グラムもあったそうで。
どんだけ栄養よかったんだ、実家(笑)
出産で一気に約4.5キロ分が出て行ったのでした…いやはや。

ちなみにダンナ様には、入院時にメールし
産後うちの父が「生まれたぞ」と電話。
あまりの早さにびっくりしてました。
でも早いから楽だったわけじゃないんだってば!(しつこい)

そして立ち会いこそしなかったものの、
私が陣痛で苦しむ姿や、
生まれたてのぽーちゃんを目の当たりにしたゆきぽん。
何か感じるところがあったんじゃないかな、と思っています。

そんな感じでこの世に誕生したぽーちゃんも
もう生後3か月。
これまで元気にすくすく育ってくれて、本当に感謝です。

ひとりひとりの出産にドラマがあり、
ひとつひとつの誕生が奇跡。
そのことを時々思い出しながら、
これからも子育てがんばります♪
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