やめる勇気 [へなちょこ子育て〈2019年〉]
大袈裟なタイトルですが、会社や仕事の話ではありません。
ピアノです。
4歳からピアノを習ってきたうちの姉妹。
残念ながらどちらもそれほどピアノを好きにはならず、
難しい曲を弾きたいという意欲も生まれず、
毎日練習するのが苦痛で仕方なく、
「やめたい」と口癖のように言っていました…。
それでもゆきぽんは
年に一度の発表会が終わると
「来年も頑張る」と言っていたのですが。
テキストの曲だとやる気が出ないので、
昨年から好きなジブリの曲を弾くようにして
しばらくはやる気が続いていたのですが。
せめて小学校卒業までは、と思っていたけど、
ある時ふと、もういいかな、と思ったのでした。
イヤイヤやらせても時間とお金のムダだし、
親のエゴと言われればそれまでで。
ぽーちゃんはまだ発表会も一度しか出てないけど、
ゆきぽんの時よりも進みが遅いし
やる気もないし、ということで
同じタイミングでやめることにしました。
毎日練習することで根気強くなってくれたらいいな、
発表会で達成感を味わってくれたらいいな、など
色んな思惑があったのですが(笑)。
少なくとも、二人とも楽譜は読めるようになったし
耳もかなり良くなったので、
それでいいのかな。
また自分で楽器や音楽がやりたくなったらやるでしょ。
くらいの気持ちでいようと思っています。
子どもに過剰な期待をしない。
わかっていても難しい…。
とはいえせっかく電子ピアノがあるので
たまには私が弾こうかな、と思っていたら
BOOKOFFでこんなものを見つけました♪
少しずつ練習しよっと。
ゆきぽんはもうすぐ中学生なので
習い事はお休みでいいのですが、
ぽーちゃんはまだスイミングには行かないので
何か始めようか、考え中です。
本人は今はお料理に興味があるので、
とりあえずお休みの日に私と少しずつ練習してみることにしました。
私の好きな教育評論家の親野智可等先生のお言葉で、
勇気が出ました。
長いですが、引用させていただきます。
「今の子どもは、自分がやりたいことをやる時間が少な過ぎる。
人間は自分がやりたいことをやっている時が一番幸せだ。
能力開発にも精神衛生上にもこれ以上いいものはない。
だから、子どもにやらせることはもっと減らして、子どもがやりたいことをやれる時間をもっと増やしてあげてほしい。
親の過干渉はよくない」
彼女達の人生はまだまだこれから。
今のうちに、好きなことや興味のあることを
たくさん見つけてほしいです。
2019-10-28 22:20
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