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結婚式行進曲♪【第18章:祝福】 [結婚式秘話]

とうとう披露宴もお開きに。
新郎新婦の退場です。

退場のとき、出席してくださったみなさんに
フラワーシャワーをしていただきました。

フラワーシャワーはウエディングドレスで、
屋外でしてもらうのにあこがれていました。
でも冬の夕方だし、寒いかもと心配していたところ、
あいにくの雨でやむなく断念。
「代わりに披露宴の退場時にしては」という
コーディネーターさんの提案を、
しぶしぶ受け入れたのですが。

これが大成功。

参列者全員の方に文字通りの花道を作っていただき、
すごく楽しく、思い出に残る退場になりました。
その場面の写真を見ると、心からの笑顔があふれていて、
本当に祝福していただいていたんだな~と
改めて幸せな気持ちになります。

雨が降って、むしろよかったかも?

退場の曲はMr.Childrenの「クロスロード」。
新郎の苗字に「辻」がつくので、
それにちなんだ曲を探してみました。
そして入場の曲でDreams Come Trueにこだわったのは、
もちろん好きだからということもありますが、
ボーカルの吉田美和さんと私の本名が同じだからだったのです。

つまり、披露宴は、美和で始まり、辻で締めるということで。
…完全に自己満足ですが(笑)

さて、披露宴はお開きとなりましたが、
当日のお話はあと少しだけ続きます♪


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結婚式行進曲♪【第17章:挨拶】 [結婚式秘話]

手紙を読んだあとは、プレゼントの贈呈です。

通常は花束を渡すことが多いようですが、
大阪から福岡まで持って帰るのも大変だし、
長く使ってもらえるものにしたかったので、プレゼントに。
うちの両親にはコーヒーカップのセット、
新郎のお母様には写真立てを贈りました。
このラッピングは自分で。凝ったことはできてませんが。

BGMはサザンオールスターズの「心を込めて花束を」。
この曲を初めて聴いたときから、
このシーンで使おうと決めていました。
すごくいい曲です。

そして親族を代表して父親からの挨拶。
これも通常は新郎側の父親がするのですが、
いないので私の父にお願いしました。

「…先ほど娘から感謝の手紙を読んでもらいました。
どこの親でもそうだと思います。
こちらの方こそ、30年間、楽しい思いをさせてもらいました。
感謝しています。」
…この日、一番泣きそうになった言葉です。
お父さんがこんなことを言ってくれるなんて。
ビデオ撮影、会場に頼んでおいて本当によかった。
記憶だけでなく、記録にも残せました。

花嫁の父、しかも来賓の7割が新婦側ということもあって
みなさんもすごく感情移入してくださったようで。
父の挨拶、かなり好評でした。
ちなみにダンナ様のお友達からも「おっちゃん渋いな~」と(笑)

そして新郎挨拶。
あれほど結婚式をいやがっていた彼ですが、
実際にやってみると感謝の気持ちでいっぱいになったようで、
予定よりかなり長く話していました。

彼の挨拶でもっとも感動したのは、
「自分の母親と同じくらいいい家庭を築きたいです」
と言ってくれたところです。
普段はお母さんと言い争いばかりしていますが、
あの場でちゃんと感謝の気持ちを示してくれてよかった。

でも「若い二人ですが、これからもよろしくご指導ください」
のところは思わずつっこみ。若くない、若くない(苦笑)
「未熟者」って言いたかったんだよね。お疲れ様♪

長かった結婚式行進曲もあと少しです。
最後までよろしくお付き合いくださいませ。


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結婚式行進曲♪【第16章:手紙】 [結婚式秘話]


お父さん、お母さん、
今まで大切に育ててくれてありがとうございました。

お父さんは小さい頃から仕事が忙しくて、
夜遅く帰ってくることが多かったよね。
実際に自分が働いてみて、
その大変さがよくわかりました。
男らしくて頼りになるお父さん。
私の人見知りしない性格と、負けず嫌いなところは
きっとお父さんに似たんだよね。

小さい頃からよく本を読んでくれたお母さん。
小学校で作文に書くのは
お母さんのことばかりだったよね。
本を読むことと、文章を書くことが好きになったのは
お母さんのおかげです。
好奇心旺盛で、何でも楽しめるところは
お母さんに似たと思っています。

京都で一人暮らしを始めてからも、
いつもたくさんの荷物を送ってくれたよね。
必ずお母さんからの手紙が入っていて、
何度それに励まされたかわかりません。
帰省する度、仕事中でも駅まで迎えに来てくれたお父さん。
私の好きな春巻きを作ってくれたお母さん。
離れていても、
私はお父さんとお母さんに大切にされていることを
いつも感じていたよ。

そして、二人とも、お兄ちゃんと私がちゃんと育ったのは
お父さんのおかげ、お母さんのおかげって言い合っていたね。
私もお二人のように、
お互いに感謝し合える夫婦になりたいです。

結婚して大阪で暮らすことになって、
たくさん心配かけてごめんなさい。
でも大阪には頼もしいH(新郎の名前)さんと、
お母さんと、妹のYちゃんもいるので大丈夫。
それに、今日この場に来てくださったたくさんの先輩方や友達は、
これからもきっと私たちの味方になってくれると思います。

お父さんとお母さんに守られて、
たくさんの方々に支えられてここまで来ました。
これからは私が守る側、支える側になって、
Hさんと一緒にあたたかい家庭をつくっていきます。
これからもよろしくお願いします。

…以上、両親への手紙の全文でした。

「手紙」というと本来は個人に宛てるものですが、
これはみなさんの前で読ませていただいたものでもあるので
ここでも内容を公開することにしました。
特に素晴らしいことは書いていないのですが。

披露宴をやりたかった理由のひとつに、
両親をみなさんに紹介したかったというのがあります。
特に関西に来てから知り合った友達や、先輩方に。
私をここまで育ててくれた両親への感謝も込めて。

読みながら何度か泣きそうになりましたが、
なんとか我慢しました。
やっぱり母はまた泣いていましたが(苦笑)

守られる側から守る側になること。
私の中の「結婚」に対するイメージのひとつです。
改めて、ここで決意表明を。


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結婚式行進曲♪【第15章:演奏】 [結婚式秘話]

余興のラストを飾ってくれたのは、
新郎の友人達によるバンド演奏です。

この友人達は、彼の高校時代の同級生。
今でも飲みに行ったり、
一緒にフットサルをしたりしています。
全員が地元にいるせいか、本当になかよし。
何人かは子どもがいるのですが
そういうひとの方がやんちゃだったり(笑)

数えてみたら、全部で8人。
偶然にも、私の地元の友人グループと同じ人数でした。

ちなみにバンドは高校時代にやっていたそうですが、
うちのダンナ様にはそこには入っていません。
キャラじゃないので(笑)

曲目はダンナ様のリクエストでT-BOLANの「離したくはない」。
彼の大好きな曲です。熱いです(笑)
しかも歌詞はアルバムバージョンというこだわりよう。
わかんなかったよ、そんなの(笑)

それにしても、練習期間1か月という短いなか、
みんな本当にがんばってくれました。
キーボードの子は普段はドラムを叩いているせいで
猛特訓をしたそうですが、結果は…。
まあ、努力のあとは見られました(苦笑)

演奏のおぼつかなさをカバーしていたのは
ボーカルの子の歌唱力。
彼は本当に上手です。私の友達も絶賛していました。
たまに一緒にカラオケに行きますが、すごく楽しいです♪

私たちの結婚に触発されて(?)
今年、このグループからも2組の結婚が決まりました。
特に芸のないうちのダンナ様、
一体何をするのやら。
まあ、もちろんサポートしますけど。

私のダンナ様は、友達と狭く深い付き合いをするひと。
お互いいい友達にめぐまれて幸せだね、と
言い合える余興ばかりになりました。
みなさん、本当にありがとうございました。

さて楽しかった披露宴もそろそろお開きに近づいてまいりました。
もう少し、お付き合いくださいませ。


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結婚式行進曲♪【第14章:校歌】 [結婚式秘話]

引き続き、後半の余興の始まり。
まずは、先ほども賛美歌を歌ってもらった、
大学のサークルの友達のスピーチと合唱です。

スピーチしてくれたのは、
サークルでとても仲良くしていた友達です。
サークル内での彼女と私の関係は、
彼女が将軍で、私が御三家筆頭。または
彼女が大将で、私が切り込み隊長。
…この微妙な上下関係、わかります?(笑)
ともかく、とても聡明で、かつ奥ゆかしい彼女を
私はすごく尊敬しているのです。

そんな彼女が、私のために
「長くなるよ」という本人の予告通り、
とても長く丁寧な、そして素敵なスピーチをしてくれました。
一言一句ここに挙げたいくらいです。本当に。

なかでも感謝しているのは、
両親に愛され、慈しまれてきた私、ということを
あの披露宴の場で、彼女の言葉で紹介してくれたことです。
本当に、私の両親にとっては
娘本人から聞くよりもうれしかったことでしょう。
披露宴後もしきりに「いいスピーチだった」と言っていました(笑)
本当にありがとう。

そして、合唱。
曲は定番の「カレッジソング」。つまり校歌です。
私たちのサークルでは、行事の締めといえば必ずこれでした。
最近では誰かの結婚式で歌うことが多いです。


私も参加させてもらって、みんなで歌いました。
千葉から熊本までの広範囲にわたって
かけつけてくれたみんな、ありがとね。
久しぶりでうれしかった♪
次は誰の結婚式で会えるかな?

さて、スピーチの中で、友達がさりげなく
「すでに本を上梓なさっている作家でもいらっしゃいます」と
言ってくれていたので、
久しぶりに本も載せてみます。

こいのうた―songs of love

こいのうた―songs of love

  • 作者: たかぐち ふみき
  • 出版社/メーカー: 新風舎
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 単行本


作家かあ。いい響きだ(能天気?)
ちなみに新郎側にはこのことを知っているひとはいません(苦笑)
昔からサークル内の会合などであまりに鋭い意見を言っていたせいか
「毒舌」と呼ばれていましたが、
それを「言葉の使い方が的確だった」と言い換えてくれた彼女に
改めて感謝♪


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