40歳の私に「ぐっときた」ものたち【本・映画】 [おすすめえんため]
41歳になってはや1か月。
やると決めたことを思い切って実行したり、
はたまたやらなきゃなと思っていても
結局着手できなかったりと
全体的にはそこそこ安定した感じでしょうか(なんだその感想)
そこで?突然ですが、
40歳の間に読んだり観たりしたものから
「ぐっときた」ものをいくつかご紹介します。
★本★
☆「本屋さんのダイアナ」柚木麻子
柚木麻子さんは
「ランチのアッコちゃん」「3時のアッコちゃん」を読んで
いいなあ、と思い、
いいなと思うと「作者読み」してしまう性(さが)なので
何冊か読んでみているうちに、
この「本屋さんのダイアナ」に出合いました。
女の子同士の友情って難しい。
ちょっとしたすれ違いで疎遠になったり、
ちょっとした勇気で復活したり。
「赤毛のアン」ではアンが主役ですが、
脇役とされるダイアナも
本人にとっては自分が自分の人生の主役。
そんな視点にはっとさせられ、ぐっときました。
自分のコンプレックスが、ひとから見たら長所かもしれない。
そんな希望も抱かせてもらえるような
素敵な本です。
☆「模倣犯」宮部みゆき
スペシャルドラマをきっかけに、
今更ですが、読んでみました。
やっぱり面白いな、宮部みゆきさん。さすがです。
簡単に人を殺すことのないように、
殺された側の気持ちを知ってもらうために
全ての高校生くらいの子どもたちに読んでほしいと思った本です。
☆「白い巨塔」山崎豊子
こちらも今更ですが。
久しぶりに骨太の小説が読みたくなりまして。
やっぱり骨太でした(なんだその感想)。
以前、唐沢寿明さん主演でドラマ化されていたものを
観た記憶がありますが、
本の方がやはり内容に厚みがあって面白かったです。
ちょうど木村拓哉さんの医療ドラマが放映中だったので、
このキャストで「白い巨塔」でも面白かったのではと
勝手に妄想していました。
★漫画★
☆「秘密」清水玲子
こちらは映画化とは関係ありません(笑)
この作者の漫画は、以前「月の子」を持っていました。
お話も面白いですが、カラーの絵がとっても綺麗な方です。
「秘密」は読んだことがありつつ途中で止まっていたので
いつか読もうと思っていたところ
お友達が貸してくれました。
子どもを殺された母親が、高齢になってから
犯人に遭遇し、復讐する回が泣けました。
人殺しの脳内は見たくも想像したくもありませんが
事件解決に役立つなら、こんな技術もありなのかも。
ちょっと表現がグロテスクなので、苦手な方は要注意。
★映画★
☆「ツレがウツになりまして。」
子どもが生まれてから映画館で映画を観ることはほとんどなく、
40歳の間に観たのは「ファインディング・ドリー」と
「POSTSCRIPT」(氷室京介のドキュメンタリー)だけでした。
なので、これは深夜に地上波で放送されていたものです。
しかもダンナ様が予約録画していたので
一瞬「大丈夫かオット?」と思いました(笑)
噂には聞いていましたが、とにかく堺雅人さんがいい!
うつ病の夫を支える妻役の宮崎あおいさんも自然で素敵でした。
夫婦で支えあっている感じがとってもよかったです。
自分だったらどうだろう、と考えてしまいました(笑)
長くなったので、続きは次回に。
2017-06-04 22:48
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