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結婚式行進曲♪【第16章:手紙】 [結婚式秘話]


お父さん、お母さん、
今まで大切に育ててくれてありがとうございました。

お父さんは小さい頃から仕事が忙しくて、
夜遅く帰ってくることが多かったよね。
実際に自分が働いてみて、
その大変さがよくわかりました。
男らしくて頼りになるお父さん。
私の人見知りしない性格と、負けず嫌いなところは
きっとお父さんに似たんだよね。

小さい頃からよく本を読んでくれたお母さん。
小学校で作文に書くのは
お母さんのことばかりだったよね。
本を読むことと、文章を書くことが好きになったのは
お母さんのおかげです。
好奇心旺盛で、何でも楽しめるところは
お母さんに似たと思っています。

京都で一人暮らしを始めてからも、
いつもたくさんの荷物を送ってくれたよね。
必ずお母さんからの手紙が入っていて、
何度それに励まされたかわかりません。
帰省する度、仕事中でも駅まで迎えに来てくれたお父さん。
私の好きな春巻きを作ってくれたお母さん。
離れていても、
私はお父さんとお母さんに大切にされていることを
いつも感じていたよ。

そして、二人とも、お兄ちゃんと私がちゃんと育ったのは
お父さんのおかげ、お母さんのおかげって言い合っていたね。
私もお二人のように、
お互いに感謝し合える夫婦になりたいです。

結婚して大阪で暮らすことになって、
たくさん心配かけてごめんなさい。
でも大阪には頼もしいH(新郎の名前)さんと、
お母さんと、妹のYちゃんもいるので大丈夫。
それに、今日この場に来てくださったたくさんの先輩方や友達は、
これからもきっと私たちの味方になってくれると思います。

お父さんとお母さんに守られて、
たくさんの方々に支えられてここまで来ました。
これからは私が守る側、支える側になって、
Hさんと一緒にあたたかい家庭をつくっていきます。
これからもよろしくお願いします。

…以上、両親への手紙の全文でした。

「手紙」というと本来は個人に宛てるものですが、
これはみなさんの前で読ませていただいたものでもあるので
ここでも内容を公開することにしました。
特に素晴らしいことは書いていないのですが。

披露宴をやりたかった理由のひとつに、
両親をみなさんに紹介したかったというのがあります。
特に関西に来てから知り合った友達や、先輩方に。
私をここまで育ててくれた両親への感謝も込めて。

読みながら何度か泣きそうになりましたが、
なんとか我慢しました。
やっぱり母はまた泣いていましたが(苦笑)

守られる側から守る側になること。
私の中の「結婚」に対するイメージのひとつです。
改めて、ここで決意表明を。


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