訃報

先日、BUCK-TICKの櫻井敦司さんが亡くなったとのニュースが飛び込んできました。

57歳。早過ぎる。

中学生の時にちょっとオトナの友達に教えてもらって

それからすっかりハマって聴いていました。

今みたいにネットもなく、

SNSでご本人の言葉が届くなんてありえない時代。

雑誌のインタビュー記事を切り抜き、

ラジオ番組を録音し、

出演するテレビ番組を録画して、と

子どもなりに頑張って情報を集めていました。

人生初のライヴ参戦はBUCK-TICK。

高校入学後、最初のテスト前で親に苦い顔をされながら

友達とはるばる福岡サンパレスまで行きました。

今思えば決して近くの席ではなかったけど、

ご本人と同じ空間にいるだけで震えたなあ。

そんなにハマっていたにも関わらず、

大学受験あたりから聴かなくなり、

その後もすっかり離れてしまい。

今となっては娘たちと

いちごの王子様のライヴでペンライトを振っていますが…。

この数日、流れてくる懐かしい映像や曲のタイトル、歌詞を見ると

当時のことを鮮明に思い出します。

思春期に聴いていた音楽や

読んでいた本や漫画、

仲良くしていた友達の影響って

想像以上に大きいのかも。

娘たちが今まさに受け取っている音楽や映像、言葉たちも

きっと残ると思うと…。

選ぶのは本人とはいえ、

いい経験をさせてあげられたらと

つい思ってしまう親心です。

あっちゃん☆

思春期の私に新しい世界を見せてくれて

ありがとうございました。

ご冥福をお祈りします。