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その夜の出来事 [結婚生活もろもろ]

改めまして。 

先日、夫が交通事故に遭いました。 

あれから2週間。 

記憶が生々しくて辛かった時期を過ぎ、 
かと言って薄れているわけでもない今、 
当時の自分の気持ちを記録しておくことにしました。 
それが「人生最悪の1時間」です。 

おかげさまで、夫は順調に回復しております。
退院後、近くの病院に通院しながら 
現在は自宅で療養中です。 

被害は左の肋骨4本の骨折と、 
頭部8針、耳の後ろ4針、胸8針、太もも10針を縫う裂傷です。 
事故状況の割には奇跡的な軽傷といわれていますが 
文字で見ると結構な大けがです。 

が、後遺症が残ったり要介護状態になったりするようなけがではなかったのが 
不幸中の幸いでした。 

事故の状況がひどく、 
自宅から車で1時間の救命センターに運ばれたので 
移動が大変でした。 
短期間にすごい距離を運転した気がします。 

事故後は通常の仕事・育児・家事をこなしながら 
病院・警察・保険屋さんとやりとり。 
さらにダンナ様の会社に菓子折り持ってお詫びに伺い、 
会社の方のお見舞いを受け。 

しかも今月はゆきぽんのピアノの発表会、 
ぽーちゃんの保育園のお誕生日会、生活発表会と 
週末ごとにイベントも目白押し。 

疲れがたまって私まで参ってしまわないように、 
仕事を休めるときは休んでごろごろしたり、 
仕事の合間のランチでしゃべったり、
仕事終わりに友達を呼び出してお茶したり、
全然関係ないLINEで盛り上がったりと
うまく息抜きしながら乗り切っています。 

心配してくださった方々。 
励ましてくださった方々。 
本当にありがとうございました。 

さて、事故当初は非常事態のショックで
少しナイーブになっていた子どもたちも
今ではすっかり慣れました。

当初はパパがずっと家にいるのが珍しいので、
ぽーちゃんは毎日
「きょう、にちようび?」と聞いていましたが(笑) 

確かに、結婚以来、彼がこんなに長い時間家にいるのは 
無職だった時くらいかな。ふふ(黒い笑い)。 
もちろん子どもたちにとっては初めての体験です。 
平日の私の大変さが 
少しでも伝わっていればと思います。にやり(悪い笑い)。 

最後に、今回必要だ、やっていてよかったと思ったことを 
覚書として記しておきます。 
何かの参考になれば。もちろんならない方がいいのですが。 

●携帯電話の名前の登録方法 
そもそもなぜ最初に義母に連絡がいったのか。 
それは、夫が義母の番号を「母」と登録していたからです。 
名前よりも親族だとわかりやすかったからだと思われます。 
ちなみに私は名前のあとに「(夫)」と 
関係も登録しています。いざというときのために。 

●翌日着る服の準備 
寝る前に、翌日着る服を準備するようにしていて、 
今回は本当によかったと思いました。 
そこまで考える余裕はなかったので。 
まあ、本当に非常事態になったら 
身一つで飛び出すことになるでしょうが。 

●運転能力、自家用車の所持 
車の運転ができてよかった、 
自家用車があってよかった、 
と、今回はつくづく思いました。 
まあ、なければないでタクシーで行くと思いますが。 

●子どもの預け先 
今回は義母に話が通っていて 
朝イチで来ると言ってくれたので 
(それでも始発は5時だし、1時間以上かかるのですが) 
ひとまず子どもたちを置いて出て、 
結局お世話にならずにすみました。 
でも、お隣さん、ファミサポさん、近所の友達…など 
色々な預け先が頭をよぎりました。 
深夜ということもあって諦めましたが。 
非常時に子どもをどうするか、考えておくのも大事かもしれません。 
まあ、もうお留守番できるのですが。

●人生何が起きるかわからない 
今回、つくづく感じたのはこれです。 
事故の一報を聞いて、病院に向かう間に考えたのは 
今朝、夫を送り出すときに何て言ったか?でした。 
月並みですが、けんかは翌日に持ち越さない。 
朝は機嫌よく送り出すことが大事、と改めて。 

悔いのないように、会いたいひとには会う。 
行きたいところには行く。 
やりたいことはする。 

そして、私に何かあっても 
誰にでも状況がわかって対応してもらえるように 
家の中を整えねば、と 強く思っています。 

長くなりましたが、ひとまず症状も生活も精神的にも落ち着いています。
ちなみに私の実家にはまだ言っていません…。
いたずらに心配させるだけなので。
なので、この記事を読んでくださった方々も、
どうぞご心配なく…。

人生最悪の1時間 [結婚生活もろもろ]

2月4日、午前2時過ぎ。
眠っていた私の枕元で、スマートフォンが震えた。

どうせ酔っ払った夫からだろう、と思って画面を見たら
義母からだった。

「◯◯(夫)が交通事故に遭って
ICUにいるらしいからすぐに行って」と。

一瞬、何を言われたのかわからなかった。

それでも「どこの病院ですか?」と聞き返し、
子どもたちを起こさないように寒いリビングに降りて
メモをとろうとしたら、
家の電話が鳴った。

義母の電話を一旦切り、家の電話をとった。
「◯◯救命救急センターです」
家の電話番号は本人に聞いたとのことで、
ああ、意識があるんだなと思った。

すぐに来るように言われたので、
9歳と4歳の子どもがいますが連れて行った方がいいですか?と聞いた。
子どもたちはICUには入れないので
できれば連れて来ないようにと言われて、
ああ、瀕死の状態ではないんだなと思った。

義母に電話して、場所をネットで確認すると、
自宅から車で1時間くらいの場所だった。
急いで着替えながら、
翌日着る服をちゃんと用意しておいてよかったと思った。

子どもに置き手紙を書き、上の子を起こして声をかけ、
出る直前にまた義母から電話。
高速に乗るのは危ないかもしれないし、
タクシーの方がいいかもとのこと。
もともと下道で行くつもりだった。

近くの自販機で温かいミルクティーを買い、
ナビに住所を入れて、出発。
午前2時半の国道は空いていた。

高速に乗らなかったのは、私まで事故ったら困るのと
途中で病院から電話があってもとれないと思ったからだった。

暗い、知らない道を走りながら、
落ち着いて、大丈夫、と何度も何度もつぶやいた。
何度も何度も、携帯の着信を確認した。
時折、未亡人になった自分が頭の片隅をよぎるけど、
慌てて振り払った。

この運転中が、
人生最悪の1時間だった。

でも、不思議と「嫌な予感」はしなかった。
大丈夫だと根拠もなく信じていた。

1時間後、病院に到着。
駐車場に車を停めて、小走りで受付へ。
名乗ると、すでに処置が終わったと言われた。
心底ほっとした。

待ち構えていた警察のひとたちと少し話して、ICUへ。
私よりも若いお医者さんが症状と処置を説明してくれた。
命に別状はないということで、
心底ほっとした。

人生で初めてICUに入って、なんかドラマみたいだなとぼんやり思った。
個室の処置台に横たわる夫を見たら、
心底ほっとして、泣けた。
生きててよかったと何度も何度も言った。
差し出された手を握ったら、温かかった。
ほんとに、生きててよかった。

すぐに義母に電話した。
悲しませずに済んで、ほんとによかった。

色々と手続きや話をして、
4時半過ぎに病院を出た。
帰り道は行きとまるで違う気持ちだった。
違っていて、ほんとによかった。

5時半、自宅に到着。
義母にまた電話して、パジャマに着替えて
そっと寝室へ。
何事もなかったようにすやすやと眠る子どもたちを見て、
心底ほっとした。

二人の手を握って、
その温かさを感じながら目を閉じた。
眠れなくても、少しでも身体を休めるために。

大丈夫。
人生最悪の1時間は過ぎた。

生きててよかった。

結婚10周年記念♪ [結婚生活もろもろ]

11月22日は結婚記念日でした。
せっかくだから外食でも、と言う私に、かなり渋っていたダンナ様。
その後もすったもんだあり(意味深。笑)
結局特別なことはせず、ケーキだけ食べて
終わりにするつもりでした。…が。

10日の土曜日に、ダンナ様がわざわざ有休を取って出かけることに。

余談ですが、彼が「有休」をとるのは
結婚して初めてです。
あったんだ!って感じ(苦笑)

さて、そんなわけで、久しぶりに家族でお出かけしました。
あべのハルカスへ!

実は私は既にお友達と行ったことがあり、
ゆきぽんは社会見学で行ったことがあり、
ダンナ様は仕事関係のイベントで行ったことがあるのですが。

ぽーちゃんは初めて&ゆきぽんと私は夜景は初めて、ということで
テンション上げていきましょう☆

夜のハルカスは思ったより混んでおらず。
高いところが苦手、かつレジャースポットも苦手なダンナ様は
最初は16階で待つと言っていましたが。

イヤイヤ、結婚記念日のお出かけでしょーが。

無理矢理60階まで付き合わせました♪

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きれいだね♪
ややへっぴり腰のぽーちゃん(笑)

最上階では撮影スポットもたくさんあり、
久しぶりに家族4人の写真も撮れて満足です。

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ぽーちゃんのお宮参りぶり(4年前。笑)
七五三で撮らなかったのを、実は後悔していました…。

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あべのべあ。

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恋人の聖地。

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パインアメソフト(笑)

それからハルカスを後にして、夜ご飯を食べに行きました。
私も久しぶりに外で少し飲んでご機嫌。
そのために電車移動にしてもらったし!

そんな感じで楽しい記念日になりました♪
苦手なことにたくさん付き合ってくれたダンナ様、ありがとう。
これであと10年頑張れる←嘘です

10年前の記憶 [結婚生活もろもろ]

「10年」シリーズが続いております。

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結婚記念日に、子どもたちとケーキを食べました。
ホールケーキじゃないのがポイント(笑)

10年前の今日、結婚式を挙げました。
昨夜は当時のことをあれこれ思い出していました。

前日、福岡から出てきた両親とホテルに泊まり、
バスルームで父がスピーチの練習をしていたこと。

当日、福岡から移動してきた親戚たちが、
新幹線で既にできあがっていたこと。

2歳にもならない甥っ子が、披露宴の会場で走り回って
私の友達に抱っこされていたこと。

合唱の前に一言挨拶をお願いした友達が、
すごく長くて素敵なスピーチをしてくれたこと。

地元の友達が作ってくれた「品質保証書」を
ダンナ様の仕事関係のひとたちがじっくり読んでくれていたこと。

友達が「永遠にともに」を歌ってくれて、
ハモりに行きたかったけど花嫁なので自制したこと。

雨だったので挙式の後にできなかったフラワーシャワーを
会場の方のはからいで披露宴の最後にしてもらい、
みんなが楽しそうに花びらを投げてくれたこと。

ほかにもまだまだたくさん。
今思い出しても笑ってしまうような、幸せな記憶ばかり。

当時、参列してくださったみなさん、
その後も見守ってくださっているみなさんに、
改めて感謝です。

最初は「結婚式はしたくない」と言っていたのに
結局折れてくれたダンナ様にもね♪

ひとつだけ後悔していること。
「お父さん、お母さん、今までありがとうございました」と
言うタイミングを伺っていたのに、
結局当日も言えなかったこと…。

「今までありがとう」どころか
そのままずーっと「ありがとう」ですが(笑)
これからもよろしくね、かな。

あの日の喜びと感謝の気持ちを
いつまでも忘れずにいたいです。

10年後と10年前 [結婚生活もろもろ]

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ゆきぽんが図工で作った木の動物。
なんとも味があって好きです。

さて、12月に入りました。
年内にやることを把握し、帰省の手配をし、仕事もし、
合間に家事育児←合間かよ
…となんだか気忙しく過ごしています。

が、会いたかった友達にも久しぶりに会えました♪

まずは10歳くらい年上のSちゃん。
共通の趣味がもとで知り合い、早10年のお付き合いです。
ちなみに私は彼女を「Sちゃん」と呼びますが、
彼女は私を「ふみきさん」と呼びます。出会った時から、なぜか。あだ名みたいな感じ(笑)

彼女はいつもパワフルで正直で、潔くてオトコマエで
会うと元気になれます☆
こんな風にいられるなら、年を重ねるのも悪くないなあ、なんて。

自分のやりたいことはすぐにやる、という行動力と
先日お母さまを看取った、その心配りの細やかさ。
後悔しないための、本能的な動きの中にも
ちゃんと大人の節度や常識があり、いつも感心しています。
10年後、こんなに自由なオトナでいられたらいいな。
来年もたくさん会いたいです。

そしてもう一組?は、一回り年下のママ友、Kちゃんと
そのお姉ちゃん。私の10歳年下。
とっても美人で家庭的な姉妹です。
久しぶりに会いたいと連絡をくれたので、
(なぜかいつも声をかけてくれる愛い奴なのです。笑)
お宅にお邪魔してきました。

今回はお姉ちゃんがめでたく結婚した、というビッグニュースもあり、
3人で夫婦のなれそめやらプロポーズやら
出産ネタやらで盛り上がりました。

Kちゃんと会うときはいつも大人数のイベントなので
ゆっくり話すことはあまりなかったのですが、
若くして結婚するのが夢だったそうで、その夢を叶えて
今では3児の素敵なお母さんとなり、とっても幸せそう。
お姉ちゃんも30歳までに結婚する、というのを実現した
素晴らしき有言実行姉妹です(笑)
大人になっても姉妹仲良しなのもいいなあと。

10年前、私は死ぬほど(苦笑)働いて
なんとか結婚した感じでしたが、
こんな風に「結婚」が夢で、家のことをちゃんとしているのもいいものだなあと。
同じ世代だったら接点はなさそうですが、
たまたま子育て期間が重なって知り合う、それもまた人生の妙味です。

世代が違うので細かいギャップはあるかもしれませんが
会っていて心地よいお友達。
相手にとっては私が10年前であり、10年後であるなんて
なんだか背筋が伸びるような気分です。

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